■KAF-A55って意外とクラシック向き? 価格やコンセプト的にポップス向きの音がするのかと思ってたけど、取っ換え引っ換えいろいろなの聴いてると打ち込み系よりオケの方が気持ち良い。とにかく分解能が高くて細かい音が良く聞こえるからかな? 一方、打ち込み系はソースの粗が気になる。録音の良いヤツはそれなりに聴けるんだけど、ものによってはAMラジオ聞いてるみたいな感じ。
■KAF-A55はとっても静かなアンプだ。喜多郎を聴いてると、無音の空間にすぅーっと音の粒が湧いてくる。ラジカセで音楽――ほとんど喜多郎ばっかりだったけど――聴いてた頃、ステレオのカタログ眺めては夢想してた音がここにある。一方で、他の音楽聴くと、音が薄いというかドライブ感がないというか。巷で言われているデジタルアンプの癖っていうのがこれか……。