■DS-B1二組目……。前に10,500円で落札したものより程度の良さげなものが即決7,000円で出てたんで衝動的に入札しちゃった。
■ビクターのSX-500シリーズはもう諦めるしかないな。もちろん、それくらいにDS-B1を気に入っちゃったって事でもあるけど。
■KAF-A55を使い出したばかりの頃、「これとBOSE 125の組み合わせは非常に端正な音がする。もう、これで『完成』としちゃって良いくらい」とか「ラジカセで音楽聴いてた頃、ステレオのカタログ眺めては夢想してた音がここにある」とか書いたけど、当時もそれらと同時に書いたようにKAF-A55とBOSE 125の組み合わせはどうにもこうにも音楽の熱気というかノリの良い曲聴いてもドライブ感が無いと言うか、ちょっと物足りないところがあったのよね。
■で、DS-B1。KAF-A55と相性良いはずだという第六感めいた確信があって、オクで狙ってたんだけど一時期なぜか値があがってて、震災の直前にやっと落札できたのよね。
■果たして、予感は外れませんでしたよ。音楽がすごく楽しい。
喜多郎に限って言えば、KAF-A55 & BOSE 125の方が良いかも知れないけど。この組み合わせは、本当に静寂で、水中撮影した柿田川の湧水のような硬質な透明感があるのね。そして、その透明な空間にシンセの音の粒が漂うのだ。もう、最高。でも、岡村孝子とかアニソン聴くとボーカルが声が生っぽくない。って、いうかボーカルが引っ込んでドンシャリ気味になる。疲れる。
■一方、DS-B1は柿田川の湧水やクリスタルガラスのような硬質な透明感はないけど、それらよりももっと見通しの良い空気そのもの透明感。ボーカルが引っ込むこともなく、かといってボリューム上げないとベースが聴こえないというわけでもなく。センターにふわっと浮かぶボーカルはSTAXにも負けないリアルさ。お金がないって言うのが最大の理由だけど、オーディオは当分これで打ち止めで良い。っていうか同じスピーカーの二組目買っちゃったわけだし……。